
隣家の水道料金144万円を21年間にわたり徴収…男性に損害金加え205万円返還
2021/08/19 16:21
大阪府泉南市は18日、市内の男性から約21年間にわたって隣家の上下水道使用料約144万円を徴収したと発表した。男性には、市が徴収した下水道料金と大阪広域水道企業団徴収分の水道料金に、遅延損害金を加えた約205万円を返還した。
市によると、2000年3月~今年1月、男性方の水道メーターが自らの水道使用量だけでなく、隣家の使用量も計量する状態になっていたという。当時の工事の詳細はわかっていないが、隣家の給水管が男性方の水道メーターを通過するように設置されていた。
隣家は自らの水道メーターで計量された正規の使用料を支払っていた。今年3月、男性が自宅の水道工事を行った際、止水栓を閉めたところ隣家の水道が止まったことで発覚した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210819-OYT1T50121/