https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051800920
2020年05月18日19時38分
【ソウル時事】元慰安婦の告発でずさんな運営実態が表面化した支援団体をめぐり、韓国メディアは18日、団体が所有していたソウル近郊の施設の購入価格が周辺より不自然に高かったと報じた。団体の前トップが知人を通じ施設を購入しており、新たな疑惑として経緯に関心が集まっている。
支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前身「挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」は2013年、元慰安婦の療養などを目的に、ソウル南方・安城市にある戸建てを7億5000万ウォン(約6500万円)で購入。費用は造船大手・現代重工業の寄付金で賄った。
韓国メディアは18日、付近にある同様の建物が当時より安値で売買されており、「挺対協は相場より数億ウォン高値で購入した」と指摘。当時代表だった尹美香氏(55)が夫の知人を通じて建物を購入した点などが疑問視されている。
尹氏は18日、ラジオ番組に出演し、「高値で買ったわけではない」と述べ、適正価格だったと強調。知人を通じての購入も問題がないと主張した。
2020年05月18日19時38分
【ソウル時事】元慰安婦の告発でずさんな運営実態が表面化した支援団体をめぐり、韓国メディアは18日、団体が所有していたソウル近郊の施設の購入価格が周辺より不自然に高かったと報じた。団体の前トップが知人を通じ施設を購入しており、新たな疑惑として経緯に関心が集まっている。
支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前身「挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」は2013年、元慰安婦の療養などを目的に、ソウル南方・安城市にある戸建てを7億5000万ウォン(約6500万円)で購入。費用は造船大手・現代重工業の寄付金で賄った。
韓国メディアは18日、付近にある同様の建物が当時より安値で売買されており、「挺対協は相場より数億ウォン高値で購入した」と指摘。当時代表だった尹美香氏(55)が夫の知人を通じて建物を購入した点などが疑問視されている。
尹氏は18日、ラジオ番組に出演し、「高値で買ったわけではない」と述べ、適正価格だったと強調。知人を通じての購入も問題がないと主張した。