https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070901221
2020年07月09日21時07分
絶滅の恐れが最も高い「CR」に指定されたヨーロッパハムスター(日本自然保護協会提供)
国際自然保護連合(IUCN)は9日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新した。欧州中部などに生息するヨーロッパハムスターについて、絶滅の恐れが最も低い「LC」(低懸念)から4ランク引き上げ、絶滅1段階前の「CR」(深刻な危機)とした。現状のままでは今後30年以内に絶滅するとしている。
ヨーロッパハムスターは日本にも輸入され、ペットとして販売されることもある。日本自然保護協会によると、ネズミの仲間はさまざまな環境に適応できるため「CR」に入ることは珍しいという。工業開発や地球温暖化などで減った可能性がある。
2020年07月09日21時07分
![ヨーロッパハムスター絶滅の恐れ レッドリスト更新―IUCN [ひよこ★]->画像>1枚](https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202007/20200709at72S_p.jpg)
絶滅の恐れが最も高い「CR」に指定されたヨーロッパハムスター(日本自然保護協会提供)
国際自然保護連合(IUCN)は9日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新した。欧州中部などに生息するヨーロッパハムスターについて、絶滅の恐れが最も低い「LC」(低懸念)から4ランク引き上げ、絶滅1段階前の「CR」(深刻な危機)とした。現状のままでは今後30年以内に絶滅するとしている。
ヨーロッパハムスターは日本にも輸入され、ペットとして販売されることもある。日本自然保護協会によると、ネズミの仲間はさまざまな環境に適応できるため「CR」に入ることは珍しいという。工業開発や地球温暖化などで減った可能性がある。