学校の偏差値と 本人の偏差値は全く別である理論
学校の偏差値の速報値がいくつである、とよく発表されるが、それはあまり信じなくていい
よく偏差値60の大学などと言いますが、これは偏差値のボーダーが60の大学という意味です。
これは、簡単に言うと偏差値60あると50%の確率で合格できる大学という意味です。
偏差値60より低くても合格は可能ですし、偏差値60より高くても絶対合格できるという訳でもありません。
ただ、偏差値が5以上低いと合格はかなり難しく、5以上高いとほぼ合格できると言われています。
https://hensachiterrace.com/trivia/873 偏差値の欠点は、正確な偏差値を求めることは難しい点です。
偏差値は試験を受けた人の中での相対評価なので、試験を受ける層のレベルが異なると単純に比較はできません。
たとえば、普通の私大の模試での偏差値50と、超難関国立大の模試での偏差値50は異なります。
https://hensachiterrace.com/trivia/873 大学の偏差値は受験者の偏差値で決まる
大学偏差値ランキングの偏差値は、実はその大学を受験する学生の偏差値で決まります。
大学の偏差値というのはだいたい就職の有利、不利からくる受験生の人気投票の結果みたいなもので、
教育内容の充実といった、大学の実態とはかけ離れているものなのです。
そもそも、偏差値は、全国レベルであるテストを参考にして、各予備校などが出している数値です。
たまたま、ある年、文系の学部から有名企業への就職者が増え、大学の人気があがると、
関係ない理系の偏差値も上がったりします。
(ただ東大、京大は長い間の実績もかわれていると言っていいようです。)
偏差値はあくまで受験生の人気投票の結果的な物であり、受験生の大半は、
大学をいい就職口への職業斡旋所としてとらえますから、
大学の実力や成果とは必ずしも関係はありません。
また、入試の合否調査結果から導かれた数値がそのまま塾等から公表される
予想偏差値ともなりません。「この学校は難易度が上昇している」
「今年は人気が落ちている」等の主観的な分析を経て発表されることもあります。
分析判断の結果ならまだ良いのですが、場合によっては塾の【政治的判断】
から偏差値が操作されることもありうると言われています。
https://press.share-wis.com/daigaku-ranking 実際には、予備校発表の偏差値(疑問だらけの数字)を大幅に上回る人も当然入学している
滑り止めに使われる大学は、偏差値が実は高い可能性のある人の合格者がいる事がある。
一回の試験で、どの程度、その人の実力が十分発揮された偏差値が測れるのか?疑問ではある。
例一
あなたが、すごく仲の良い友達(彼女)と一緒の大学に通いたいと思うなら、その友達(彼女)が低い偏差値だったとしても
その友達(彼女)のレベルに合わせて、少し低い大学に自分は軽々入試合格して入学を決めているかもしれない
例二
あなたが、どうしてもその教授のやっている研究について興味があるなら、その大学に通うのがその研究には不可欠なら
軽々合格したなら、自分は偏差値は高いとしても 通っているかもしれない