受験生に「入学確約書」要求、学芸大附属高に「圧力」指摘 学校側は反論「あくまでもお願いです」
https://www.j-cast.com/2021/01/18403041.html?p=all 国立の名門校として知られる東京学芸大学附属高校(東京都世田谷区)が、
2020年2月の入試から、他校の合格で辞退しないように入学手続き時に受験生に入学確約書を書かせるようになり、
ネット上で批判も出て論議になっている。
5年前にいじめ問題が発覚してから、入学辞退が毎年続出していることが確約書導入のきっかけの1つだ。
入学確約書は、都立高校などでも書かせているが、都立の発表前に附属高校の手続きがあるため、
受験生が都立の合格後に辞退するのが難しくなったのでは、との危惧が出ている。
受験生が辞退した場合、附属高校が出身の中学校に今後辞退しないようにとの内容の手紙を出していたとも指摘している。
こうしたことで、受験生は、確約書を書いた後に、都立などに合格しても、
辞退することが困難になるとして、学校選択の自由侵害に当たるのではと指摘した。
2020年入試では、他校の合格で辞退しないよう求める募集要項に加え、前述の入学確約書が入学手続きの書類に入れられた。
それでも、辞退者が相次ぎ、附属高校からは、21年入試については、出身中学に対して辞退しないよう求めるような手紙が届いたという。