2018年の名目GDPランキングで、韓国は前年と同じ12位で、
アジアでは中国、日本、インドに次ぐ4位だった。中国メディアの今日頭条は14日、
強くなり「日本をも恐れなくなった」韓国から中国は何が学べるかについて分析する記事を掲載した。
記事はまず、韓国の戦前・戦後の歴史を振り返った。戦前、韓国は
「サッカーボールのように」かわるがわる様々な国に占領されたと紹介。
韓国では、戦時中には4人から5人に1人の割合で死者が出たほど被害を被ったと言われているそうだ。
戦後は、米国の傘下に入り工業化に向かって進んだ日本とは違った道を歩んだ。
韓国の工業基礎は「壊滅的」なレベルだったと主張し、最初は技術に頼らず外資と人海戦術に頼り、
化学工業、化学繊維、紡績などのローエンド産業に絞って労働集約型産業を発展させた。
ここに、ベトナム戦争参戦による経済効果も後押ししたと伝えた。
記事は同時に、「韓国経済の発展は日本と切っても切れない関係にある」とも分析。中国人のなかには、
「日本製品を徹底的にボイコットできる韓国には気骨がある」と称賛する人もいるが、実際のところ日本製品は韓国で人気が高いと指摘。
では、中国は韓国からどんな教訓を学ぶべきなのだろうか。記事は、
「農業国家が工業国家に転換するための正しい方法を示した」と評価。外資を積極的に吸収し、
ローエンド産業から始めて技術者を育成しレベルアップするという方法だ。
しかし、外資への行き過ぎた依存と寡占企業の肥大化には警戒を示した。韓国では、米国と日本への依存が大きく、
自国の企業をなおざりにした結果、70年代のオイルショックで自国の企業が直撃を受けた過去があると指摘。
リスク回避に韓国が取ったのは、「財閥を守り、小さな企業は死ぬに任せる」政策だったと問題点を指摘している。
韓国はかつて漢江の奇跡と呼ばれる経済成長を実現させた国であり、現在の中国にとって参考になる面はあるようだ。
中国は米国との貿易戦争の真っただ中にあるが、韓国の成長の歴史から何か学べる点があるのかもしれない。
(編集担当:村山健二)
http://news.searchina.net/id/1678841?page=1
アジアでは中国、日本、インドに次ぐ4位だった。中国メディアの今日頭条は14日、
強くなり「日本をも恐れなくなった」韓国から中国は何が学べるかについて分析する記事を掲載した。
記事はまず、韓国の戦前・戦後の歴史を振り返った。戦前、韓国は
「サッカーボールのように」かわるがわる様々な国に占領されたと紹介。
韓国では、戦時中には4人から5人に1人の割合で死者が出たほど被害を被ったと言われているそうだ。
戦後は、米国の傘下に入り工業化に向かって進んだ日本とは違った道を歩んだ。
韓国の工業基礎は「壊滅的」なレベルだったと主張し、最初は技術に頼らず外資と人海戦術に頼り、
化学工業、化学繊維、紡績などのローエンド産業に絞って労働集約型産業を発展させた。
ここに、ベトナム戦争参戦による経済効果も後押ししたと伝えた。
記事は同時に、「韓国経済の発展は日本と切っても切れない関係にある」とも分析。中国人のなかには、
「日本製品を徹底的にボイコットできる韓国には気骨がある」と称賛する人もいるが、実際のところ日本製品は韓国で人気が高いと指摘。
では、中国は韓国からどんな教訓を学ぶべきなのだろうか。記事は、
「農業国家が工業国家に転換するための正しい方法を示した」と評価。外資を積極的に吸収し、
ローエンド産業から始めて技術者を育成しレベルアップするという方法だ。
しかし、外資への行き過ぎた依存と寡占企業の肥大化には警戒を示した。韓国では、米国と日本への依存が大きく、
自国の企業をなおざりにした結果、70年代のオイルショックで自国の企業が直撃を受けた過去があると指摘。
リスク回避に韓国が取ったのは、「財閥を守り、小さな企業は死ぬに任せる」政策だったと問題点を指摘している。
韓国はかつて漢江の奇跡と呼ばれる経済成長を実現させた国であり、現在の中国にとって参考になる面はあるようだ。
中国は米国との貿易戦争の真っただ中にあるが、韓国の成長の歴史から何か学べる点があるのかもしれない。
(編集担当:村山健二)
http://news.searchina.net/id/1678841?page=1