2020年11月に第一報をお届けした新型ダックス125スクープの続報をキャッチ! 今回はそのディテールと、公開や発売時期に関する新情報をお届けしたい。
モンキーと並び今でも人気のダックスが125ccになって復活する訳だが、エンジンはモンキー125と同じものではなく、ニューグロムの5速仕様と思われる。そのグロムも2021年型が国内でも発売され、かなり現実味が増しているのだ。
文/市本行平(Webike)、CG/SHINGRAPHIC、写真/HONDA
1970年代と同じ鉄板プレスフレームの採用が濃厚!
胴長の愛くるしいスタイルで人気のダックスが令和に蘇る!? というスクープの続報で、新型は125ccになることが確定的。しかもエンジンは完全ニューの5速仕様で、これは2021年型グロムが採用したものと同じ。そして、この3月25日に新型グロムが国内で発売され、いよいよ次のダックス125への期待が高まっている状況だ。
新情報でさらに注目なのはフレーム形式で、オリジナルモデルと同じ鋼板プレスのバックボーンフレームになる模様だ。前回のスクープ記事ではパイプフレームに樹脂カバーを装着してダックスの胴長スタイルを再現するという予想をしたが、実車は質感溢れる鉄フレームとなり、当時を知る世代も納得の完成度が期待できそうだ。
新たに鋼板プレスフレームで予想したダックス125のCG。これだけでかなりダックスらしくなるのが分かる。マフラーはアップタイプで間違いなさそう(CGイラストは編集部が制作したもの)
こちらがオリジナルのダックスホンダST50エクスポートだ。1969年9月に発売された追加仕様で、今では定番のアップマフラーを採用したタイプとなる
さらに、車名にはオリジナルモデルで使われた「ST」の呼称が用いられるという。2020年に復活したハンターカブが「CT125・ハンターカブ」という名称で発売されたように、ダックス125も「ST125・ダックス」というネーミングになる可能性も高いだろう。ここからも、モンキー125を始めとしたホンダのリバイバルシリーズが、過去のブランドを大切に引き継いでいく姿勢が感じられる。
こちらは前回の記事で制作したダックス125の予想CG。パイプフレームに樹脂カバーを被せることでダックスらしいスタイルにした(CGイラストは編集部が制作したもの)
オールニューエンジンは新旧グロム比較でパワーアップ
ダックス125も同じパワーユニットを搭載すると予想される新型グロムのエンジンは、新開発の空冷4ストロークOHC単気筒123cc。圧縮比を9.3→10.0に高めつつフリクションロスを抑えて、最高出力は9.8→10.0PSに向上している。また、ボア×ストロークが50×63.1mmとなり、従来の52.4×57.9mmよりロングストローク化されているにも関わらず、最高出力、最大トルクともにピーク回転が250rpm高められている。
モンキーと並び今でも人気のダックスが125ccになって復活する訳だが、エンジンはモンキー125と同じものではなく、ニューグロムの5速仕様と思われる。そのグロムも2021年型が国内でも発売され、かなり現実味が増しているのだ。
文/市本行平(Webike)、CG/SHINGRAPHIC、写真/HONDA
1970年代と同じ鉄板プレスフレームの採用が濃厚!
胴長の愛くるしいスタイルで人気のダックスが令和に蘇る!? というスクープの続報で、新型は125ccになることが確定的。しかもエンジンは完全ニューの5速仕様で、これは2021年型グロムが採用したものと同じ。そして、この3月25日に新型グロムが国内で発売され、いよいよ次のダックス125への期待が高まっている状況だ。
新情報でさらに注目なのはフレーム形式で、オリジナルモデルと同じ鋼板プレスのバックボーンフレームになる模様だ。前回のスクープ記事ではパイプフレームに樹脂カバーを装着してダックスの胴長スタイルを再現するという予想をしたが、実車は質感溢れる鉄フレームとなり、当時を知る世代も納得の完成度が期待できそうだ。
![ついに見えてきた新型ダックス125の全貌! ニューグロムの発売で現実味が増す [きつねうどん★]->画像>4枚](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/03/18085843/001B.jpg)
新たに鋼板プレスフレームで予想したダックス125のCG。これだけでかなりダックスらしくなるのが分かる。マフラーはアップタイプで間違いなさそう(CGイラストは編集部が制作したもの)
![ついに見えてきた新型ダックス125の全貌! ニューグロムの発売で現実味が増す [きつねうどん★]->画像>4枚](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/03/18080644/002.jpg)
こちらがオリジナルのダックスホンダST50エクスポートだ。1969年9月に発売された追加仕様で、今では定番のアップマフラーを採用したタイプとなる
さらに、車名にはオリジナルモデルで使われた「ST」の呼称が用いられるという。2020年に復活したハンターカブが「CT125・ハンターカブ」という名称で発売されたように、ダックス125も「ST125・ダックス」というネーミングになる可能性も高いだろう。ここからも、モンキー125を始めとしたホンダのリバイバルシリーズが、過去のブランドを大切に引き継いでいく姿勢が感じられる。
![ついに見えてきた新型ダックス125の全貌! ニューグロムの発売で現実味が増す [きつねうどん★]->画像>4枚](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/03/18080649/003.jpg)
こちらは前回の記事で制作したダックス125の予想CG。パイプフレームに樹脂カバーを被せることでダックスらしいスタイルにした(CGイラストは編集部が制作したもの)
オールニューエンジンは新旧グロム比較でパワーアップ
ダックス125も同じパワーユニットを搭載すると予想される新型グロムのエンジンは、新開発の空冷4ストロークOHC単気筒123cc。圧縮比を9.3→10.0に高めつつフリクションロスを抑えて、最高出力は9.8→10.0PSに向上している。また、ボア×ストロークが50×63.1mmとなり、従来の52.4×57.9mmよりロングストローク化されているにも関わらず、最高出力、最大トルクともにピーク回転が250rpm高められている。