2017年8月15日 20時17分 産経新聞
和歌山市の大手原薬メーカー「山本化学工業」が、解熱鎮痛薬アセトアミノフェン(AA)の製造過程で、安価な中国製AAを無届けで混入していた問題で、同社が不正の動機について「別製品の試作で使った中国製AAが約13トン残り、在庫処分するためだった」と和歌山県に報告していたことが15日、同県への取材で分かった。
県薬務課によると、同社は県に提出した改善計画書で「平成20年に中国製AAを使う製品製造の計画があった」と説明。ところが、計画は進展せず、中国製AAが約13トンも余ったため、当時の製造管理責任者が在庫処分方法として自社製のAAに中国製AAを混ぜ始めたという。
不正は今年5月、県と厚生労働省の立ち入り調査で発覚。県は医薬品医療機器法(薬機法)に基づき、同社に22日間の業務停止命令と業務改善命令を出した。
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/13477046/
和歌山市の大手原薬メーカー「山本化学工業」が、解熱鎮痛薬アセトアミノフェン(AA)の製造過程で、安価な中国製AAを無届けで混入していた問題で、同社が不正の動機について「別製品の試作で使った中国製AAが約13トン残り、在庫処分するためだった」と和歌山県に報告していたことが15日、同県への取材で分かった。
県薬務課によると、同社は県に提出した改善計画書で「平成20年に中国製AAを使う製品製造の計画があった」と説明。ところが、計画は進展せず、中国製AAが約13トンも余ったため、当時の製造管理責任者が在庫処分方法として自社製のAAに中国製AAを混ぜ始めたという。
不正は今年5月、県と厚生労働省の立ち入り調査で発覚。県は医薬品医療機器法(薬機法)に基づき、同社に22日間の業務停止命令と業務改善命令を出した。
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/13477046/