http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011162581000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_071
東京オリンピック・パラリンピックに向け、観光客が多く訪れる繁華街の安全を向上しようと、東京・台東区では客引き行為を禁止する新たな条例が10月1日から施行されます。
台東区によりますと、去年1年間に区内を訪れた外国人観光客はおよそ830万人に上り、区は3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け、観光を柱にしたまちづくりを進めています。ただ上野のアメ横商店街周辺の繁華街では悪質な客引き行為などが相次ぎ、日本語がわからない外国人観光客の被害も懸念されるとして、台東区では10月1日から対策を強化する新たな条例が施行されます。
条例ではアメ横商店街とその周辺の区域を対象に、居酒屋やキャバクラ店への客引き行為などを禁止し、違反した場合には罰則として5万円以下の過料を科すとしています。
台東区は隣接する文京区でも同様の条例が施行されることから、2日に地域の防犯協会などが参加して合同パトロールを行う予定で「繁華街の安全を向上させることで、さらなる観光客の誘致につなげたい」としています。
9月30日 4時17分