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「見苦しく、前例ない」=ケリー氏とイラン外相の会談−米国務長官
2018年9月15日 9:36
発信地:イラン [ 例外 その他 ]
【9月15日 時事通信社】ポンペオ米国務長官は14日、ワシントンの国務省で記者会見し、退官後のケリー元国務長官とイランのザリフ外相との会談を「見苦しく、前例がない」と強く批判した。トランプ大統領も13日のツイートで、イランへの圧力を強める自身の政策を「損なう」と指摘。「ケリー氏は非常に敵対的なイランと違法な会談を行った」と不快感を示した。
ケリー氏はイラン核合意をめぐる交渉を指揮し、ザリフ氏と友好関係を築いた経緯がある。12日の米メディアとのインタビューで、2017年1月の退官後もザリフ氏に「3、4度会った」と認めていた。
インタビューでケリー氏は、ザリフ外相に対トランプ政権対策を指南したか聞かれたが「それは私の仕事ではない」と否定している。しかし、トランプ氏はツイートで、ケリー氏が、イラン核合意を離脱したトランプ政権が終わるまでやり過ごすようアドバイスしたと主張。ポンペオ氏も会見で、ケリー氏の行動は「米国の外交政策に一致しておらず、不適切を通り越している」と非難した。(c)時事通信社