大阪府堺市で練炭自殺を装って弟を殺害したとして姉が逮捕された事件で、
父親が過度の低血糖で救急搬送されていたことがわかり、
警察は父親の容体急変にも姉が関与していないか捜査しています。
堺市の建設会社経営・足立朱美容疑者(44)は今年3月、
弟の聖光さん(40)を実家のトイレで練炭自殺に見せかけて殺害した疑いで20日逮捕されました。
警察によりますと、今年1月には父親(67)が2度にわたり過度の低血糖状態に陥って救急搬送されたということです。
父親は今も意識不明で、いずれも足立容疑者がつくった甘酒を飲んだ直後に容体が急変していました。
また、糖尿病を患っていた父親のインスリンがなくなっていて、殺害された聖光さんは周囲に
「姉には気をつけろ」と話していたということです。
警察は、足立容疑者が父親の容体の急変にも関与していないか調べています。
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