2017年04月26日 20時05分
茨城県大洗町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)の映画上映会が29、30日に同町文化センターで開かれる。
ガルパンの上映会が町内で開かれるのは初めてで、音響装置を持ち込んだ特別上映になる。
主催者は「今までガルパンを盛り上げてくれた町のみなさんへの恩返し。ぜひ、地元の人に見てほしい」と話している。
ガルパンは、架空の「大洗女子学園」の生徒たちが、戦車を操る競技を通して成長する姿を描いたアニメ。
2012年からアニメが放送され、15年11月に劇場版が公開された。
しかし、町内には映画館がないことなどから、町民が大画面で観賞する機会は限られていた。
そこで、アニメを制作したバンダイビジュアルが上映会を企画。より特別な機会にするため、
外部からスピーカーなどの音響装置を持ち込み、ガルパンの音響監督監修のもと、「爆音上映」を行う。
同様の上映は、東京都立川市の映画館でも行われ、人気を集めていた。低音が響くスピーカーで、戦車が動く音や砲撃音などの際、空気の振動も感じられるという。
29日の計4回と、30日の初回上映は一般向けで、料金は1人2500円。既に完売の回もある。
30日の正午と午後2時55分からの回は、大洗町民か通勤通学者限定で、料金は大学生以上1000円、中高生500円、小学生以下無料。
前売り券は、一般向けはインターネットなどで、町民向けは町内の商店などでそれぞれ販売されている。
問い合わせは、大洗町商工観光課へ。
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